家族登山(シリ−ズNO.5)

北アルプス剣岳

 と き・・・・昭和61年7月26日(土)〜7月30日(水)
コ−ス・・・・神戸=富山=地鉄立山=美女平=室堂〜雷鳥沢〜別山乗越〜剣沢〜前剣〜剣岳往復〜別山〜立山三山縦走〜一の越〜黒部ダム=大町=松本=帰神

メンバ-・・・・夫婦二人旅

登山のあらまし

7月27日(日) 快晴


室堂で登山計画書を提出しみくりが池を経由し雷鳥沢に向かう。青々としたみくりが池にはまだ真っ白い 残雪が残っており、そのコントラストが美しい。
残雪のコントラストが美しいみくりが池



今年はこの雷鳥沢にもかなりの雪が残っており、夏スキーを楽しんでいる者もチラホラと。きつい登りもお陰で ときおりひんやりとした風が額の汗を冷やしてくれる。何度登ってもきつい登りだ。
雷鳥沢の雪渓を登る



やがて立山の稜線とも肩を並べてくると別山乗越ももうすぐだ。
立山・雄山



室堂の台地の様子がよく見える。遠方の山は薬師岳
別山乗越から室堂台地



 7月28日(月)快晴


今日は剣岳本峰に向かう。前剣岳からはルートも急峻になり、”かにの縦這い”やスッパリ 切れ落ちた岩肌のトラバース、鎖や埋め込み鉄棒などを手がかり、足がかりに1歩づつ登って 行き頂上を往復する。朝、小屋を出発してから5時間の行程となった。この後、今日のうちに 別山に登り、立山縦走路にある「蔵之助小屋」に入る。
剣岳頂上手前の”かにの縦這い”



7月29日(火) 快晴


立山三山を縦走し一の越からは、ほとんど人の通らない静かな東一の越から黒部ダムへの下山コースを 選ぶ。
静かな東一の越 賑やかな一の越とは対象的だ



黒部湖に降り立つ。ダムまではくねくねと水際に沿ってかなりの長さだ。黒部ダムからはもう歩くところはない。 関電のトロリーバスで扇沢に出、乗合タクシーをつかまえ大町まで飛ばす。今夜は大町泊まり。汗を流して 翌日帰神。
黒部湖畔沿いの枝沢に懸かる吊り橋





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