家族登山(シリ−ズNO.11)
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7月 26日(金) 曇りのち雨 夜行列車で早朝に塩尻に着いたが乗り換えの小海線の始発までの1時間余りを寝不足で 頭がボーっとした状態で過ごす。茅野から相乗りタクシーをひろい美濃戸口に入る。 昭和37年(1962年)依頼のご無沙汰。実に29年ぶりの八が岳だ。北アルプスや 南アルプスに多く足を運んでいたせいにしろ、随分と疎遠にしていたものだ。都会と違い 山は昔のままで迎えてくれるのが嬉しい。柳沢北谷にコースをとり進むにつれていろいろな 花たちが迎えてくれる。まだこのあたりの花は稜線の高山植物とは異なり、背丈も大きく のびのびと育っている。稜線の花たちはこうはゆかない。 赤岳鉱泉の小屋は随分立派に改築されていた。小屋の前を通りすぎ、その先の行者小屋に 今夜の宿をお願いする。天候はよくない。天気図では日本海に低圧があるのに加え、石垣島 付近にある台風9号の影響が徐々に現れてくることだろう。 |
柳沢北谷で出迎えてくれたマツヨイグサ |
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行者小屋から望む横岳稜線の”大同心峰・小同心峰” |
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赤岳頂上ではかなりの強風でつかまっていないとふらつく。下に行者小屋も見え隠れしてきた |
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赤岳から横岳への稜線の鎖場 | 極端に視界をさえぎる濃霧の硫黄岳頂上。ちょっと危険さえ感じる |
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今回コースの終点にある奥蓼科”渋の湯”温泉 |