お 礼 
三菱電機玉山登山隊隊長神菱会山岳部 伊藤一雄 
 
 
 台湾・玉山登山を終え、早6ケ月が経とうとしています。5泊6日の短い海外遠征でしたが、参加者の皆様には、満足していただけたのではないかと、お世話させていただいた神菱会山岳部としまして、大変喜んでいます。今回の最大の目的でした玉山登山も、全員が3952mの頂上に立つという、素晴らしい成果を上げることができました。又、全日程中これといったトラブルもなく終了できましたのも、参加者全員のチームワークの良さと、頑張りのお陰と感謝しています。 
 思い起こせば、全場所山岳大会の30回記念行事という話が持ち上がったのは、27回大会の頃では無かったかと思います。25回大会が、韓国済洲島のハンラ山で行われたので、当然30回も何か記念行事をという事は予想されていました。当初は、北海道の利尻岳か玉山を候補地としていましたが、海外とか遠方地であれば参加者が少なく、全場所大会の意味が無くなってしまうと言う事で、30回大会として山陰の大山、記念行事として台湾の玉山というような大ラッパを吹いてしまう結果となりました。神菱会山岳部の現状からすると大変なことです。幸い、大山での大会は無事終了しました。 
 玉山登山隊は、最終的 に30名の参加者となり、大きな成果を上げることができました。できるだけ早く報告書を作り上げなければと思いつつ、半年という月日が、あっというまに過ぎてしまいました。参加された方の全員に書いていただくのが本来ですが、都合によりまして各場所1名とさせていただきました。執筆をお願い致しました方には、快く引き受けてくださりありがとうございました。また、その他の参加者の方は、この報告書を読んでいただき、楽しかった玉山登山を、思い出していただけるのではないでしょうか。 
 台北での最後の夜には、35回大会はヒマラヤだ、ヨーロッパアルプスだ、いやキナバルへ行こうとか、いろんな未来に向けた話が上がっていました。ぜひ実現し、又楽しい登山をしたいものです。 
 最後に、原稿には神菱会に対して、お礼の言葉がたくさん寄せられていました。重複する文章もありましたので、割愛させていただいた方もあります。ご了承ください。                                              以上
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