2005年度(2学年)校外活動からの一例

わが街 “タウンウォッチング”


我々(チーム名:大きなお世話隊6名)が設定した活動テーマは、「見た・測った・考えた!

今ではキツイこの段差」・・・ニュータウンと呼ばれて成長してきた“わが街”もすでに35年

以上を経過し、そこに住む住人も年をとり、地域のインフラも年をとってきた。そんな高齢

化社会の中での車椅子利用、老人歩行の安全を考えたとき、結構きつくなってきた「歩道

段差」に着目し調べてみた。


わしらにはきついんじゃわ・・・


まず“わが街”の実態をウォッチングしてみた。「やっぱりこの段差は車椅子や
高齢者歩行にはきついわなあ・・・」


新しい街の歩道段差はこんな具合でした。「はようこんな具合にして欲しいなあ」


よし 測ろ! まずは手作りの“振動測定器”の考案から。
メンバーのひとりがこんなものを考えてきた。
これは振動で溢れる水の量を測る“溢水式振動測定器”


するとまた別のメンバーがこのような“縦揺れ自記式振動測定器”なるものを考えてきた。
いやあ なかなかみなさん頭が柔かい。


それでは測定開始。(車椅子で通過してみる)
わあ こぼれる こぼれる・・・


ここはどうかな?(現在の段差を自転車で走ってみる)
ここもひどいなあ・・・


う~ん やっぱり新しい段差のところは振動は少ないねえ・・・


段差の測定作業完了!


さあ まとめてみよう


測定の結果はこのようになりました。
やっぱり新旧の段差の違いは歴然でした。


新旧段差の寸法例


活動成果のポイントを発表用紙にまとめる


学校での発表会風景 各グループの活動成果が出揃った。
みなさんそれぞれ個性豊かにまとめている。


みんなの投票結果、おかげさまで最高得点を獲得。
テーマの選定と活動方法、プレゼンテーションが少し良かったらしい。
2学年の学習のいい思い出になりました。チームのみなさんお疲れさんでした。


我々の活動に呼応するかのように、2005年12月6日の読売新聞に掲載された
『神戸市のバリアフリー計画』・・・グッドタイミングの活動でしたね。


このあと、2007年度に入ってあちこちで歩道段差の改修工事が始まりました。やった~。
この写真は須磨区竜が台地下鉄名谷駅周辺


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