03ヨーロッパの山旅

7月18日(金)第4日目  クロイツスシュピッツェ登山の日
−−その2−−


頂上での展望を楽しむ。
小屋が準備してくれた、でっかくて堅いサンドウィッチは、食べるのも一苦労だったなあ。

頂上から北面の”Lechtaler Alpen”方面の山なみを眺めた景色

頂上での眺望を存分に楽しんだ後、12時ちょうどに下降開始。
ふりかえれば紺碧の空に山々が堂々とした姿で我々を送ってくれていた。
雪渓の下降。傾斜もゆるく、アイゼン・ピッケルなどは不要。
このお2人は名コンビでしたねえ。いつか北海道の山をご一緒しましょう。そのときは案内してくださいよ。
どんどん下ってゆく。向いの谷も氷河の削りあとが残るだけ。
14時、小屋に帰着。
小屋の壁に貼りつけてあるプレーとによれば、この小屋は2代目らしい。帰路200mほど手前に小屋跡があったが、そこが1代目の小屋が建っていた所のようだ。
山小屋のテラスでは、思い思いの山談義に花が咲く。
このときのビールもうまかった。グラスを倒し、テラスにもだいぶん飲ませてしまったが・・・。
山小屋の夕食はこんな献立。ボリュームもあり、うまかった。
このあと、ラインハルトさんが「コーヒーですか紅茶ですか?」とのリクエストに、各自が注文。しばらく歓談しながらそのお茶を待つがいっこうに届かない。どうやら不自然に思ったのか、ラインハルトさんいわく「先ほどのリクエストは明日の朝食のときのものですよ」ときた。みんなで大笑い。
英語でも厄介なのに、ドイツ語で喋られてはわからんわ。てっきり食後のものとの先入観で勝手に解釈していたということ。朝はバタバタするので、この小屋では前の日にリクエストを済ませておくということだろう。(これも想像)


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