03ヨーロッパの山旅

7月22日(月)第8日目 名峰ドライ・チンネン一周ハイキングの日
−−−(その1)−−−


ドライ・チンネンに行く途中にある”ミズリーナ湖”は気持ちのいいところだ。
何の作業をしているのだろうと、しばらく観察して見ていたら、どうやら湖の藻の刈り込みが行なわれていた。ちゃんと管理された景色ということだが、ほおっておくと一面藻が茂ってしまうのだろう。
さあ今日はドライ・チンネン一周のハイキングだ。
元気にオーロンツォ小屋を出発。
連日の好天で、日焼けもきつい。とてもアップには耐えられない。
左回りの一周コースハイキングの開始。このあたりは快適な水平道がつづく。ドライ・チンネンの威容はまだ眼に届かない。
進むにつれて徐々に 徐々に姿も変わってくる。
さらに左へまわりこむ。
凄い!ここが”ラバレド峠”かな?
これで”ドライ・チンネン”(3個の岩峰?)の感じがよくわかる。
ネパールやスイスの山は、地殻変動で海底からせりあがった山が多く、山肌の模様もうねり曲がったものが多かったが、この地方の山は何れもその感じは全くない。聞けば、この地方の山は石灰質を多く含んでいるため、昔は全体があの高さであったものが、柔かい部分がどんどん崩れてゆき、すそに砂状になって流れ、今の形になったものだそうだ。なっとく。


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